EC2インスタンスに接続し、ミドルウェアをインストールする

EC2インスタンスへの接続

作成したインスタンスにチェックを入れ、「接続」をクリックします。


この画面でのポイントは以下の通りです。

  1. 「SSHクライアント」タブを選択します。
  2. パブリックDNSを確認できます。
  3. sshコマンドの実行例を確認できます。

Teratermからの接続手順

「ホスト」に確認したパブリックDNSを入力し、「次へ」をクリックします。


初めて接続するサーバーの場合「known hosts リスト」に追加するか聞かれます。「このホストをknown hostsリストに追加する」にチェックを入れ、「続行」をクリックします。


  1. ユーザー名–>「ec2-user」と入力します。
  2. EC2インスタンスへは秘密鍵を使用し、SSH接続します。そのため「RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う」にチェックを入れます。
  3. 「…」をクリックし、秘密鍵を選択します。

AWSマネジメントコンソールで作成した秘密鍵を選択し、「開く」をクリックします。


「OK」をクリックします。


EC2インスタンスに接続できました。


Powershellからの接続手順

Tera Termを使用せずPowershellからも接続することができます。秘密鍵の権限を適切なものに変更する必要があります。

  1. 設定を確認
icacls “aws-key.pem”

Administratorなど不必要な権限が付与されていることが分かります。


  1. 継承を無効化
icacls “aws-key.pem” /inheritance:r

  1. 不要なグループの権限を削除
icacls “aws-key.pem” /remove:g “Authenticated Users” ; icacls “aws-key.pem” /remove:g “Administrators” ; icacls “aws-key.pem” /remove:g “SYSTEM” ; icacls “aws-key.pem” /remove:g “Everyone” ; icacls “aws-key.pem” /remove:g “Users”

  1. 現在のユーザーにのみ読み取り権限を付与
icacls “aws-key.pem” /grant:r “$($env:USERNAME):(R)”

  1. 設定を確認
icacls “aws-key.pem”

Administratorsなどの権限が消えていることが確認できればOKです。

Mandatory LabelはWindowsオブジェクトに関連付けられたラベルで、そのオブジェクトの整合性レベルを示します。今回は表示されても問題ありません。


  1. EC2インスタンスへSSH接続
ssh -i “aws-key.pem” ec2-user@[AWSマネジメントコンソールに表示されているDNS]

Apacheのインストールと起動

  1. Apacheがインストールされているか確認
sudo yum list installed | grep httpd

以下のように何表示されていなければインストールされていない


  1. Apacheのインストール
sudo yum -y install httpd

  1. インストール確認
sudo yum list installed | grep httpd

  1. Apacheの状態確認
systemctl status httpd

現在は「inactive」(起動していない)


  1. Apacheの起動
sudo systemctl start httpd

エラーが出なければ起動されています。


  1. Apacheが起動されているか確認
systemctl status httpd

「active(running)」状態になっていればOKです。


Apacheの動作確認

Apacheが起動されているのブラウザからEC2インスタンスのパブリックDNSへアクセスすればWeb画面が表示されます。
ですが、セキュリティグループにてHTTPが許可されていない場合、それを許可する必要があります。
作成したインスタンスを選択し、「セキュリティ」タブをクリックします。


このインスタンスに紐づいているセキュリティグループが表示されますのでクリックして詳細を確認します。


「インバウンドルール」にはSSHしか許可されていないことが確認できます。「インバウンドルールを編集」をクリックし、HTTPも許可するよう設定します。


「ルールを追加」をクリックします。


以下の項目を設定し、「ルールを保存」をクリックします。

項目説明
タイプ許可するネットワークプロトコル。今回はHTTPを選択します。
ソースどこからの接続を許可するか設定します。今回は全て許可する「Anywhere-IPv4」を選択します。

ブラウザから「http://<パブリックDNS>」にアクセスするとWebの画面が表示されます。これでEC2インスタンスへのミドルウェアのインストールは完了です。

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