シェル | CloudOps Lab

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シェルとは

シェルはコマンドインタプリタで、標準入力またはファイルから読み込んだコマンド実行すします。

シェルには環境を調整する変数としてシェル変数と環境変数があります。

変数	説明
シェル変数	現在のシェル内のみ有効。子プロセスに引き継がれない。
環境変数	設定されたシェルとそのシェルで起動したプログラムが使用する変数。シェル変数をエクスポート宣言することで作成する。

以下のコマンドで現在の環境変数を表示します。

printenv

export VAR_NAME=”new_value”

env | grep VAR_NAME

export VAR_NAME=”new_value_01″

env | grep VAR_NAME

unset VAR_NAME

env | grep VAR_NAME

以下のように環境変数が設定している状態でも新しいログインシェルが作成され、環境変数は消えてしまいます。

ログインシェルで環境変数を使用する場合「~/.bash_profile」や「.bashrc」に設定します。

echo ‘export VAR_NAME=”new_value”‘ >> ~/.bash_profile

以下のように新しいログインシェルを起動してもVAR_NAMEは設定されています。su – testuserでログインすると新しいログインシェルが起動します。

よく設定する環境変数

以下のようにPATHに新しいパスを追加する際はこのように書きます。Add_pathを任意で変更。

export PATH=$PATH:Add_path

PATHにAdd_pathが追加されていることを確認できます。

ファイル	読み込まれるタイミング	用途
~/.bash_profile	`ログインシェル（SSH ログイン、su - user、bash --login）`	環境変数 (export PATH=… など) の設定
~/.bashrc	非ログインシェル（ターミナルを開いたとき、bash を実行したとき）	エイリアス (alias ll=’ls -la’ など) やプロンプト設定

.bash_profileは以下のように.bashrcを読み込む設定がされている。

if [ -f ~/.bashrc ]; then
        . ~/.bashrc
fi

set

VAR_NAME=”Hello, VAR”

echo $VAR_NAME